概要
- 「食品の安全性」「食生活の改善」及び「食育」の推進を目的とした事業を実施した。
- 平成20年4月からスタートした「特定健診・特定保健指導制度」に対応した講演会の開催や、広報誌を通しての新型インフルエンザ予防の情報提供など、健康のために必要なノウハウを提供した。
- 公益法人関連三法による新財団移行認可取得に向け、準備として各種セミナーへの出席や内閣府・北海道からの資料を収集し研究した。
- 1年半の準備期間を経て、平成22年4月1日に、北海道としては第1号の移行認可を受け、一般財団法人 食と健康財団を設立した。
事業
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1 調査研究
- ①食品の安全性・食生活の改善及び食育などに関する書籍や資料を収集し、事業実施に活用しました。
〈例示〉-
- すべては宇宙の采配、もっとからだにおいしい野菜の便利帳
- 病気の本当の治し方、免疫を高めると病気は勝手に治る
- 今あるがんが消えていく食事 実践レシピ、がんの再発を防ぐ完全食
- 超実践編 今あるがんが消えていく食事等
- ②各種講演会参加
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- 公益法人移行認定セミナー
- 日時:平成21年6月5日(金)
- 場所:札幌センタービル
- 参加者:岩崎専務理事
- 内容:公益法人移行認定について‐申請までの流れと必要な会計処理
- 公益法人会計基準に基づく決算
- 日時:平成22年3月4日(木)・5日(金)
- 場所:野村證券札幌支店
- 参加者:岩崎専務理事、隅江事務職員
- 内容:公益法人会計基準に基づく決算 他12回
- 公益法人移行認定セミナー
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2 会報の発行
食品衛生、食品の安全性および食生活の改善をテーマとした会報「輝」を年2回発行しました。
本年度は地方都市での食育講演開催時などに配布先を拡大し、北海道民への啓発に努めました。~会報「輝」の主な配布先~
財団理事・評議員、栄養大学・短大、官庁、各種研究所、北海道庁、209市町村教育委員会、賛助会員、第15回食と文化フォーラム参加者、近郊市町村自治体(市町村長、食育・保健課)等- ①「第32号」(発行日 平成21年7月25日)
- 部数:4,300部
- 内容:第15回食と文化フォーラムの紹介NPO法人日本綜合医学会第3回北海道大会の紹介
- 春の元氣ツアー報告、健康・栄養に関する情報、料理レシピ
- ②「第33号」(発行日 平成22年1月25日)
- 部数:5,500部
- 内容:ノロウイルスやインフルエンザの予防についての情報
- 秋の元氣ツアー報告、健康・栄養に関する情報、料理レシピ
NPO法人日本綜合医学会第3回北海道大会の紹介
- 秋の元氣ツアー報告、健康・栄養に関する情報、料理レシピ
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3 「食と文化フォーラム」の開催
食品の安全性、食生活の改善及び食育に関する講演会として、第15回食と文化フォーラムを開催した。入場無料。
本年度はメタボと生活習慣病予防にスポットを当てた。- ◎日 時
平成21年4月12日(日)
- ◎会 場
札幌グランドホテル2F
グランドホール
- ◎参加者
860名
- ◎概要
輝く若さと脱生活習慣病 今こそ!食事道で健康社会づくり -
◎基調講演
◆演目
「自分でできるゲンキの秘訣」
~糖尿病と宣告された医師が選んだ方法とは~○講師
独立行政法人国立健康・栄養研究所前理事長医学博士 医師
医学博士 医師
渡邊 昌 氏 -
◎パネル・ディスカッション
◆演目
「メタボ解消と若さを求めて」
~予防医療の最先端からの報告と食生活~○パネリスト
- 渡邊 昌 先生(独立行政法人国立健康・栄養研究所前理事長 医学博士 医師)
- 笹川 裕 先生(留萌市病院事業管理者 留萌市立病院院長札幌医科大学大学院臨床教授 医師)
- 多田 光宏 先生(留萌市立病院脳神経外科医師 医学博士)
- 星澤 幸子 先生(星澤クッキングスタジオ主宰)
○コーディネーター
岩崎 輝明 氏
財団法人北海道食と健康財団理事長 - ◎結 果
過去最高の860名の参加者がおり、糖尿病など生活習慣病対策への関心の高さをうかがわせた。
- ◎日 時
-
4 料理教室の実施
食品衛生の啓発と食育の実践活動を目的として、料理教室を開催した。
本年度は他団体と連携して実施するなど新たな試みとなった。・坂井美恵子先生とヘルシー野菜クッキング
- ◎日 時
平成21年8月31日(月)(やさいの日)
- ◎会 場
北ガスクッキングスクール
- ◎参加者
21名
- ◎概要
- 講話「食育、健康保持のための食生活など」
- 講師 坂井美恵子先生
- 北ガスクッキングスクール統括主任講師 管理栄養士
- 料理実習
- ドライカレー、くらげとほっき貝のサラダ中華風
- 長いもあんの茶碗蒸し、トマトのゼリーバジルソース
- ◎結 果
今回の料理教室を通して、食育、健康保持のための食生活を周知した。
- ◎日 時
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5 各種食事教育事業の実施
- 〔ラジオ放送〕
食事道・日本の伝統食など食の大切さについて放送した。 -
- ・「食事道(どう)?」
- ◎日 時
平成21年8月7日(金)~10月30日(金)全12回
- ◎放送局
AIR-G FM北海道
- ◎概 要
- 講師 岩崎理事長
- 「食事道って?」「適応食」「身土不二」
- 「一物全体食」「発酵食品の凄さ」
- 「食事のとり方」「ストレスと食事」
- 「食が人をつくる」
- 隅江 事務職員
- 「噛むことと健康」「健康補助食品」
- 井上 事務職員
- 「朝ご飯の大切さ」「日本の伝統食」
- 講師 岩崎理事長
- ◎結 果
- 財団の事業に関心を持ち、講演会に参加したい等の反響があった。
- 〔ラジオ放送〕
- ・「NHKラジオ深夜便 心の時代」
- ◎日 時
平成21年11月24日(火)
- ◎放送局
NHKラジオ第1 - ◎概 要
岩崎理事長 出演 - ◎結 果
食事道について話し、全国から再放送を要望する声が多々寄せられた。
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- 〔NPO法人日本綜合医学会第3回北海道大会〕-後援事業
- 食品の安全性、食生活の改善及び食育に関する講演会として、NPO法人日本綜合医学会第3回北海道大会を後援した。
本年度はガン予防と、笑いと食にスポットを当てた。 -
- ◎日 時
平成21年10月11日(日)
- ◎場 所
京王プラザホテル札幌
エミネンスホール
- ◎参加者
500名
- ◎概 要
- -北からの発信-
- こんなときこそ健康第一 笑いと食で福来たる
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◎基調講演
◆演目
「食事によるガンの予防と改善」
-食べ物を変えれば生活習慣は予防できる その秘訣とは-○座長
北海道大学名誉教授
吉木 敬 先生○講師
西台クリニック院長 医師
済陽 高穂 先生◎パネル・ディスカッション
◆演目
「笑いと食でいつも美しく!」
-それは若く元気なあなたへのプレゼント-○パネリスト
- 伊藤 一輔 先生(日本笑い学会理事 北海道総支部長 循環器内科 医師)
- 坂井美恵子 先生(北ガスクッキングスクール統括主任講師 管理栄養士)
- 済陽 高穂 先生(西台クリニック院長 医師)
- 藤倉 肇 先生(夕張市長)
- 岩崎 輝明 先生(NPO法人日本綜合医学会理事長)
○コーディネーター
NPO法人北海道活性化センター Tactics
代表理事 弁護士
村松 弘康 先生 - ◎結 果
アンケートによると、生活習慣病予防には食の改善が重要だと気付かされたという声が多かった。
- ◎日 時
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6 「食と健康フォーラム」など講習会・研修会等の活動
食品衛生と健全な食生活の実践、伝統的食文化の伝承の大切さについて、広く普及をはかるため「食と健康フォーラム」や「食養セミナー」等を開催した。
- 食養セミナー
- ◎日 時
平成21年5月14日(木)
- ◎場 所
本社4階
- ◎参加者
50名
- ◎概 要
- 食は命なり、食正しくして健康なり、食は運命なり
- 「健康への道 食事道のすすめ」
- 講師 岩崎理事長
- 調理 隅江事務職員、井上事務職員
- ◎結 果
講演と自然食の昼食会を実施し、正しい食について広く周知した。
- ◎日 時
- 食と健康フォーラム
- ◎日 時
平成21年5月30日(土)
- ◎場 所
松前町町民総合センター - ◎参加者
100名
- ◎概 要
-
〇講演
◆演目
「健康への道 食事道のすすめ」財団法人北海道食と健康財団理事長
岩崎 輝明 先生 -
「食べることってどんなこと?」
学校法人池上学園理事長
ー家庭と教育の現場からー
池上 公介 先生〇パネル・ディスカッション
◆演目
「健康まつまえは食卓の改善から」・パネリスト
- 前田 一男 松前町長
岩崎 輝明 先生(財団法人北海道食と健康財団理事長) - 池上 公介 先生(学校法人池上学園理事長)
- 川合 尚子 保健師(松前町保健福祉課)
- 工藤 穂 栄養士(松前町保健福祉課)
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・コーディネーター
財団法人北海道食と健康財団専務理事
岩崎 謙司 先生
-
- ◎結 果
松前町の食の特徴を説明し、地元の住民たちが生活習慣病を防ぐためにどう改善していけばよいか具体的に示された。
- ◎日 時
- 食と健康フォーラム
- ◎日 時
平成21年6月20日(土)
- ◎場 所
シルバーシティときわ台ヒルズ(釧路市) - ◎参加者
50名
- ◎概 要
- 講演「若さを保つ食事&健康法」
- 講師 村上純子
- ※6月1日(月)~30日(火)まで、同施設でパネル展示を実施
- ◎結 果
自分の健康は自分で守るという意識を持ってもらうことができた。
- ◎日 時
- るもい健康の駅 オープンフェスタ
- ◎日 時
平成21年7月11日(土)
- ◎場 所
るもい健康の駅 - ◎概 要
留萌市役所と財団が共同して予防医療の普及に努めた。 - ◎結 果
財団の資料(食と健康通信第2号(るもいフォーラムの特集を掲載)を提供し、市民に健康の大切さを広く周知した。
- ◎日 時
- 食と健康セミナー
- ◎日 時
平成21年10月8日(木)
- ◎場 所
羽幌町立中央公民館小ホール - ◎参加者
40名 - ◎概 要
笑顔で暮らせる健康はぼろ-元氣なからだは食卓から
講演「拝啓!健康に生きたい皆様へ」~笑真笑銘の健康法~
講師 真山政文 財団法人北海道食と健康財団理事
- ◎日 時
- 食養セミナー
- ◎日 時
平成21年10月27日(火)
- ◎場 所
本社4階 - ◎参加者
21名 - ◎概 要
食は命なり、食正しくして健康なり、食は運命なり
「健康への道 食事道のすすめ」
講師 岩崎理事長
調理 隅江事務職員、井上事務職員
◎結 果- 講演と自然食の昼食会を実施し、正しい食について広く周知した。
- ◎日 時
- 食養セミナー
-
7 食と健康・元氣ツアーの開催
真の豊かな伝承的食文化を普及させることを目的として、春・秋2回、洞爺健康館、洞爺自然農園へのツアーを実施した。
○〔初夏の「食と健康」元氣ツアー〕
- ◎日 時
平成21年6月25日(木)
- ◎参加者
37名(うち24名が初参加) - ◎概 要
- 岩崎理事長による「食と健康」に関する講演
- 洞爺健康館での伝統食「食事道膳」の賞味
- 洞爺自然農園でのイチゴ(宝交早生)狩り
○〔秋の「食と健康」元氣ツアー〕
- ◎日 時
平成21年9月27日(日)
- ◎参加者
39名(うち24名が初参加) - ◎概 要
- 収穫感謝祭
- 岩崎理事長による「食と健康」に関する講演
- 洞爺健康館で農園収穫物によるバーベキュー賞味
- 洞爺自然農園で有機栽培と無農薬栽培の違いに関する学習
- ◎日 時
初夏・秋それぞれを通して地産地消や一物全体食など食の三原則について広く周知しました。
8 ホームページの運用
財団事業活動の広報、お知らせ等内容の充実を計った。本年度は事業計画・事業報告・財務資料(収支予算書・収支決算書)を掲載した。
9「食と健康通信」の発刊
生活習慣病・食生活の改善に関する基本的情報の提供するために、食と健康通信第3号を発刊した。
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主な配布先
関係自治体、第15回食と文化フォーラム参加者、北海道民、賛助会員- ・第3号(発行日 平成21年11月)
- 部数:3,500部
- 内容:松前町での食と健康フォーラムの紹介、食と健康に関するミニ情報等
10 賛助会員の募集・情報提供
財団事業活動の広報、お知らせ等内容の充実を計った。本年度は事業計画・事業報告・財務資料(収支予算書・収支決算書)を掲載した。
11 食生活指導
電話や各種機会を活用した相談に対する食生活指導を実施した。電話数は一日平均約60件。
12 その他広報活動
食と健康のミニ情報「食と健康通信」を発行し、財団の関係団体などに提供した。
- 〈例示〉
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- 漢方でアンチエイジング、食事で防ごうインフルエンザ、かぜは万病のもと、むくみをとって健康に、疲労回復、食欲の不思議等
以上