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各ラットは個別ケージで飼育し、飼料と超純水を自由に摂取させた。毎日一定時間に、体重と摂食量を測定した。
3週間の飼育期間の終了5日前から終了日まで糞を採取した。飼育終了日、ネンブタール麻酔下で開腹し、腹部大動脈より採血し、血清分離用とリンパ球分離用に分注した。さらに、脾臓、肝臓、胸腺を摘出し各重量を測定し、脾臓および胸腺は、それぞれ無菌的に細胞を調製した。
動物実験に関しては、北海道立衛生研究所動物実験指針に従った。
2. 分析
みかけの亜鉛吸収量;採取した糞は凍結乾燥し、多検体細胞破砕器マルチビーズショッカー(安井器械)で粉砕した。その一部および各飼料の一部をとり、硫硝酸による湿式灰化を行った。これらの試料について、Spectra AA-220 Spectrophotometer (Varian, CA, USAハ)を用いたフレーム式原子吸光光度分析法により、亜鉛を測定して算出した。 みかけのたんぱく質吸収量;粉砕した糞と各飼料の一部について、ケルダール法にて窒素含量を定量して算出した(窒素-たんぱく質係数;6.25)。
血清中の亜鉛含量;和光純薬社製の高感度比色試薬2-(5-ブロモ-2-ピリジルアゾ)-5-(N-プロピル-N-スルホプロピルアミノ)フェノールナトリウム(5-Br-PAPS)を使用した測定キットZn-テストワコーを用いて測定した。
血清中アルブミン量;和光純薬社製のブロムクレゾール法のキット、アルブミンB-テストワコーを用いて測定した。 血清中コルチコステロン濃度;DSL社製の競合ELISA法によるキット、Rat Corticosterone EIA (DSL-10-81100)を用いて測定した。
3.
Tリンパ球サブポピュレーション
胸腺細胞は、細胞数を1x106 cells/mLになるように、SM(staining medium、染色溶媒):PBS、3%FCS、0.05%NaN3に懸濁し、その1mLに対して、モノクローナル抗体RAT-CD8抗体(FITC標識、クローン OX-8)およびRAT-CD4抗体(PE標識、クローン W3/25)を各10uL添加した。これを2チャンネルフローサイトメトリー(COULTER EPICS)で解析した。
4.
脾臓リンパ球増殖反応 脾臓細胞は、細胞数を1x106 cells/mL になるように、RPMI1640(10%FBS, 1%Antibiotics solution)中に懸濁し、96穴ウェルマイクロプレートに100uμLずつ、ConAは、5μg/mLに調製し100μLずつ分注した。このプレートをCO2インキュベーターにて(37℃、5%CO2)、120時間培養した。培養終了16時間前に、メチル-3H-thymidineを20μLずつ(最終濃度 1μCi)分注した。培養後、ハーベスターにて細胞を回収し、液体シンチ液に入れ、液体シンチレーションカウンターにて、β腺のcount per minute (cpm)をカウントした。
以下の式による刺激指数(stimulation index; SI)を算出した。
SI = (刺激時のcpm)/(非刺激時のcpm)
統計処理
統計処理は、StatView 4.5 (SAS Institute, Cary, NC) にて、たんぱく質と亜鉛の交互作用についてTwo-way ANOVAを行った後、各群間の有意差について、SASプログラム (SAS Institute, Cary, NC)のDuncanの多重比較検定を行った。棄却検定はSASプログラムを用いた。
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